「国際ラドンアルファ線臨床研究会」講演会は大盛況のうちに無事終了!
10月4日(日)大阪市で「国際ラドンアルファ線臨床研究会」第3回講演会が開催され、大盛況のうちに終了いたしました。皆様方の篤いご協力ご支援の賜物です。誠にありがとう御座いました。
本講演会は昨年まで昼過ぎ13時からの開始でしたが、今年は演題数が大幅に増えたため、開始時刻を午前10時に前倒ししたほか、昼休み時間帯まで活用してランチョンセミナーも行なう程のハードスケジュールぶりとなりました。
今回の演題が大幅に増えたのは、症例報告や理論総説に加え、臨床研究に関する論説や他の治療法との併用効果、それに講演演者によるパネルディスカッションが加わった事によります。研究会の理事だけでなく、ラドンと関連する治療法に取り組む外部の専門家も2名ほど招聘し、厚みのある布陣となりました。
私は講演を行なう準備を進めていたものの、講演数が予定を大幅に上回ったため他の演者へ枠を譲りました。講演の座長を2件ほど務めた以外は事務局の役割に徹し、演題の選定やプログラム作成、各種の交渉や調整に従事しました。非常に充実した講演会となった事から、終了後は程よい疲労感に見舞われた程でした。
具体的な講演演題はプログラム表と、お持ちであれば抄録集に概要が記載されていますが、小線量アルファ線照射による免疫系への作用、前立腺ガンなど各種ガンに対する放射線を含めた複合的な治療戦略、ラドンと共通性の高いオゾン療法の基礎と臨床、安全性検証の臨床研究に向けた予備調査の結果報告、などと続きました。
タイトなスケジュールのため質疑応答の時間は殆んど確保できませんでしたが、各演者の配慮で短時間ながら活発な質疑応答が交わされました。ある演者からは、昨年の講演会で質問された「ラドンの作用機序」について、詳細な研究報告がなされました。事後の懇親会では多くの裏話も聞かれ、研究会のあるべき姿などが議論されました。
さて約3年前に発足した「国際ラドンアルファ線臨床研究会」は、一定量以上のラドン濃度およびアルファ線線量の基準を満たすラドン施設を主体として、ラドン療法の有効性と安全性を科学的に検証し、適正なラドン療法を広く普及する事を目指しています。ラドン濃度などに基準を設けているのは、当研究会以外に見当たりません。
実は当研究会の他にラドン関連では「ホルミシス臨床研究会」も存在し、私は17年ほど前に入会しました。私の経営する「蒲田よしのクリニック」が設置するラドンルームを作製・管理している株式会社リードアンドカンパニー(横浜市)の村田昭久社長から推薦を受け、クリニック開業の約2年前に同研究会へ入会しました。
ホルミシス臨床研究会は、同社の製造したラドンルームを設置する医療機関の医師が中心となって結成された研究会で、20年以上の歴史があります。主に首都圏の医師が主体であったため、毎年のように東京で講演会が行なわれていました。私は毎年ではないものの講演会へ参加し、何回か講演する機会が得られました。
ところが同研究会の活動が年を経るごとに緩慢となってきた事に村田氏らが危機感を覚え、ちょうど2020年前後から大阪府や兵庫県などでラドン療法に取り組み始めた医師を中心に新しい研究会を結成する事となり、周到な準備を経て、2024年に第1回講演会を大阪市で開催するに至り、2025年に一般社団法人として登記されました。
心機一転で発足した「国際ラドンアルファ線臨床研究会」は前述のように、一定量以上のラドン濃度およびアルファ線を出す能力のあるラドン施設(ラドンルームまたはラドンガス発生器)を主体とし、研究的治療を積み重ねて有効性および安全性を検証し、「ラドンアルファ線医療」の学術的エビデンスを確立する事を目指しています。
「一定量以上の・・」と注釈をつけるのには、実は深い意味があります。診療室などでも日々実感するのは、ラドン施設がたいへん増えてきている事です。たいていはエステサロンや温浴施設などに併設されていますが、リサーチしてみると多くの場合、ラドン濃度やアルファ線線量が不明瞭か、または充分でない値となっています。
ラドン濃度はベクレル(Bq)という単位、線量はミリシーベルト(mSv)やマイクロシーベルト(μSv)という単位が主として用いられます。ラドン濃度や線量は専用の機器で計測すれば、小数点以下まで正確に測れます。それにより施設間のラドン濃度差、あるいはアルファ線線量差が、厳密に比較できるのです。
もちろん一般のラドン施設にも存在意義はあり、低いラドン濃度や線量であっても、美容や疲労回復などには効果も期待できます。我々の研究会に属する医師のクリニックへ来る方々の中には、このような施設でラドン体験を済ませている方も少なくありません。しかしガンや各種難病を治療するための施設とは、到底いえません。
国際ラドンアルファ線臨床研究会が取り組む「ラドンアルファ線療法」は、各種ガンやリウマチなど免疫疾患、各種アレルギーや精神疾患、各種(ワクチンなど)後遺症、化学物質過敏症、慢性疲労症候群(ME/CFSなど)、心臓病や脳卒中など、難しいとされる疾患の治療や再発予防を目指すものです。
国際ラドンアルファ線臨床研究会の活動内容や目指す方向などについては、「蒲田よしのクリニック」ホームページブログはもちろん、同研究会のホームページなどでも随時ご紹介したいと思います。ぜひご期待ください。






