🌸ラドンと看護のちょっといい話(第3回)
「“冷え”と“自律神経”のいい関係」
こんにちは。看護師の右田です。
朝晩が少し冷える季節になると、手足の冷えや体のだるさを感じる方が増えてきます。
実はこの“冷え”、ただ体が冷たいだけではなく、自律神経のバランスと深く関係しているんです。
自律神経は、体温・血流・心拍・消化などを自動的にコントロールしてくれる働き者。
でもストレスや睡眠不足、気温の変化などでバランスが崩れると、血のめぐりが悪くなり、体が冷えやすくなってしまいます。
そんな時におすすめなのが、「あたためて整える」ケアです。
たとえば、ラドン温浴のように体の芯からじんわり温めると、副交感神経(リラックスの神経)が働きやすくなり、呼吸が深くなって、体全体がゆるんでいきます。
「体が温まる」と同時に「心がホッとする」――それが、自律神経が整ったサインなんですね。
看護師としてそばで見ていても、
ラドン温浴を続けている方は「寝つきがよくなった」「肩こりが減った」とおっしゃることが多いです。
これは血流が良くなるだけでなく、心と体が連動して整っている証拠。
体を温めることは、単なる“温活”ではなく、心のリズムを取り戻すケアでもあるのです。
おうちでもできることはたくさんあります。
・寝る前にあたたかい飲み物を一口
・首、手首、足首を冷やさない
・ゆっくり深呼吸をする
ほんの少しの習慣が、自律神経をやさしく整えてくれます。
体の冷えは、心のサインでもあります。
「最近ちょっと冷えるな」と感じたら、無理せず、自分をあたためてあげてくださいね。
きっと体も心も、“ちょっといい”方向に動き出します。






