吉野です。こんにちは。年度末となり、ますます忙しい方が多いものと思います。その影響で過労気味となり、体調を崩す方も目立ってきました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さて本日は皆様に、蒲田よしのクリニックの「診療日の変更」について、ご案内いたします。

当院ではこれまで、水曜日の午前と日曜日、祝日が休診日でした。そのうち水曜日の午前に関して、3月14日(水)以降、診療を開始いたしました。
これで休診日は日曜日と祝日のみとなり、月曜日から土曜日まで連日、午前と午後の終日にわたり、診療を行なう事となりました。

水曜午前の診療初日となった14日には、早速「待ってました」とばかりに、新患の方がいらっしゃいました。以前から通院している方の中にも、「水曜日も午前から診療するのは、とても助かる」と言い、喜んで水曜の午前に来られた方が何人もいました。

このように水曜日の終日診療を開始した経緯には、実は「水曜日特有の事情」が関わっています。
2月24日のブログでは、「土曜日特有の事情」についてお話しましたが、それと似たような事情が、水曜日にも存在するのです。

水曜日は元々、来院者が比較的多い曜日です。木曜日あたりに比べれば、倍くらい多いと思われます。なぜ水曜日に来る人が多いのか、以前から不思議に感じていました。しかも年々その傾向が強まってきています。

そこで水曜日によく来られる方に、それとなく尋ねてみました。すると「水曜日は比較的時間がある」とか「水曜日は仕事が早く終わる」などという答えが返ってきます。
一方で、水曜日に初めて来院して来た方に、どのような経緯で蒲田よしのクリニックを選んで受診したか尋ねてみると、「他のクリニックが休診だから」とか「水曜日に診療しているクリニックをネット検索したら、このクリニックが表示された」などの回答がよく聞かれます。

つまり、水曜日は仕事が早く終わる人、或いは仕事が休みという人が比較的多く、時間を確保しやすい曜日、という事が言えます。一方で、水曜日を休診としているクリニックが比較的多い、という事も事実です。

水曜日に仕事が早く終わる、或いは仕事が休みという人が多い理由については定かでありませんが、いわゆる「ノー残業デー」が水曜日に設定されている企業が多い、という話を聞いた事があります。
水曜日はちょうど「週半ば」であり、一区切りつける意味から、仕事を早上がりする機運がありそうです。ひょっとしたら経済効果の点で、合理的な理由があるのかも知れません。

一方で、水曜日に休診としているクリニックが多いのは、しっくり来る理由が見当たりません。水曜日に受診できるクリニックを探している人が多い傾向が見えてきたため、「他のクリニックも水曜日に診療すればいいのに」などと、おせっかいなことを考えてしまいます。
ただ業界によって、特定の曜日に休みが集中している場合が少なくありません。例えば、かつての床屋さんは多くの店で月曜日が休みでしたし、クリーニング店は今でも多くが水曜日に休んでいます。医療業界にもそのような「慣習」があるのでしょうか。

さて水曜日に受診する方がジワジワ増えてきている、もう一つの理由があります。土曜日にも共通する理由ですが、それは「医療機関の検索サイト」の普及、拡大です。これに関しては後日お話します・・(続く)

蒲田よしのクリニック