慢性疲労症候群に対する臨床試験実施中のご案内
新型コロナ罹患後、あるいは新型コロナワクチン接種後に発症する慢性疲労症候群によって、非常に多くの方々が、闘病を余儀なくされています。
慢性疲労症候群は医学的に正しくは、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(Myalgic Encephalomyelitis/Chronic Fatigue Syndrome: ME/CFS)と呼ばれています。
厚生労働省研究班の実態調査によると、日本の罹患患者さんは約12万~36万人と推定され、その約3割は寝たきりに近い重症患者である深刻な実態が明らかとなっています。慢性疲労症候群の原因は未だ解明されておらず、現在有効な治療法は確立されていません。
今回、私たち一般社団法人ワクチン問題研究会は、ワクチン接種後の慢性疲労症候群に対する治療法の手がかりを見出しました。
そこで、その治療法の検証を目的として「ランダム化比較臨床試験」を2024年12月から開始しました。
https://jrct.niph.go.jp/latest-detail/jRCTs041240135?fbclid=IwY2xjawHurr1leHRuA2FlbQ[…]WGgMwYFgN8xucqY7WAR4BG1nQ41wQwOMTg_aem_-w2J9ZHFdzUX8cxi2ZCKdw
(臨床研究の詳細情報 臨床研究等提出・公開システム)
クラウドファンディングも開始となり、多くの方々からのご支援を頂いております。
https://congrant.com/project/jsvrc/14267?fbclid=IwY2xjawHuuYNleHRuA2FlbQIxMAABHX07Z[…]7wlM3C8Ja0ui8ZjDyTQDRBtTPH62_cMNjxQ_aem_pIAPs2WWBbvw27dzdoMHaA
(Congrantクラウドファンディング)
この臨床研究で良好な結果が得られた場合、地域の病院やクリニックなど医療機関に於いて、難治とされているME/CFS症例に対する治療法の選択肢が大きく広がる事が期待できます。
なおME/CFSには正式の診断基準がありますが、概ね以下に列記するような症状が幾つか存在すれば、ME/CFSの可能性が高くなります。
ME/CFSの症状(抜粋)
倦怠感 めまい 頭痛 筋肉痛・関節痛 集中力・記憶力の低下 気力の低下 ブレインフォグ 不安感 憂うつ感 不眠 しびれ 動悸 冷え・のぼせ 立ちくらみ 音や光への過敏 風邪をひきやすい・・等々
新型コロナ罹患後あるいは新型コロナワクチン接種後に、以上のような症状が複数あるような方は、ME/CFSに対する臨床試験に参加できる可能性がありますので、蒲田よしのクリニックまでご連絡いただければ幸いです。
分かりにくい点もしくは疑問点などがありましたら、あわせてご連絡を宜しくお願い致します。
何とぞ宜しくお願い致します。
蒲田よしのクリニック院長
吉野 真人 (メルアド)yaesu.yoshino@gmail.com