禁煙療法・漢方療法

禁煙療法

なぜ禁煙できないのか?

なぜ禁煙できないのか?

それはタバコへの「依存性」が温存されているためです。

「絶対にタバコをやめる!」と決意しながら、また吸ってしまった。
それは自分の意志が弱いからでしょうか?
違います。
それは実はニコチンのもつ依存性が原因なのです。

禁煙が難しいのは、ニコチン依存症によるため、自分の意志の力だけで乗り越えるのは難しいと考えられます。

タバコの依存

タバコへの依存性には2種類あります。

身体的な依存性

身体的な依存性は、タバコに含まれる「ニコチン」が関係しています。
ニコチンは脳に一種の快感をもたらしますが、同時に強い依存性があるため、ニコチンが体内から消えると「タバコを吸いたい!」と強烈に感じるようになるのです。

身体的な依存性への対応

ごく微量のニコチンを体内に取り入れておく、もしくはニコチンが体内で作用しにくい状況を作っていくことが有効です。
具体的には、微量のニコチンを含んだ貼り薬を貼る、またはニコチンの作用をブロックする内服薬を飲む方法があります。

精神的な依存性

精神的な依存性は、「タバコがストレスを緩和してくれる」「タバコを吸うと幸せになれる」など期待をもってしまうことです。それが幻想だとわかっていても、タバコに対する一種の「刷り込み」はなかなか消えず、タバコを吸い続けることになります。

精神的な依存性への対応

精神的依存性に関しては、ニコチン中毒の恐ろしさを知ることから始めます。タバコによる幸福感やストレスの緩和が幻想だということを認識し、タバコに頼らなくても楽しく幸せになれる方法があることを実感できるようなアプローチをします。

禁煙治療

内服薬の場合
  • 5回の受診(初回、2週間後、4週間後、2か月後、3か月後)
  • 服薬期間は3ヶ月間
    薬を処方し、禁煙をスムーズに進めるために必要なアドバイスをいたします。
貼り薬の場合
  • 5回の受診(2週間おき)
  • 使用期間は2ヶ月間
金額

3ヶ月で20,000円程度(税込)です。※保険適用・3割負担の場合

漢方療法

体に優しい治療法の一つとして、当院では「漢方療法」に力を入れています

  • 漢方薬は西洋薬に比べ、副作用が極めて少ないのが特徴です。
  • 例えば頭痛に用いる鎮痛剤には胃の痛みなどの副作用がありますが、頭痛に効くとされる漢方薬の釣藤散にはそのような副作用が殆んどありません。
  • 漢方薬の特徴の一つとして、多様な症状を同時に和らげるという点が挙げられます。漢方薬はいくつかの生薬を配合して作られるため、複合的な作用を示すのです。
    例えば更年期障害に用いられる加味逍遥散は柴胡、芍薬、当帰など約10種類の生薬が配合されており、月経困難や精神不安、肩凝り、冷えなど多彩な症状に効果を発揮します。
  • 患者さまの症状や体質に合わせ、西洋薬と漢方薬とを使い分けながら投薬することができます。
    例えば痛みがある場合、急性の痛みに対しては西洋薬の鎮痛剤を用いますが、慢性的な痛みに多彩な症状を伴う場合には、痛みの部位と性質、随伴する症状などを考慮して芍薬甘草湯や釣藤散、加味逍遥散などを投与します。
  • さらにラドン浴やプラセンタ注射、各種点滴療法、栄養療法などと漢方薬の併用も可能です。
    例えば更年期障害に対してはプラセンタ注射やラドン浴がたいへん有効で、しかも加味逍遥散などの漢方薬との相乗効果も期待できるため、症状に応じて併用療法を行なうことができます。