コロナ後遺症外来

コロナ後遺症外来

2020年からコロナウイルス感染の蔓延に伴い、
いわゆる「コロナ後遺症」に苦しんでいる方々が急増しています。

  • コロナ感染の後に
    • 全身倦怠感
    • 不眠
    • 憂うつ感
    • 不安感
    • 食欲不振
    • めまい
    • 頭痛
    • 動悸
    • 息切れ
    • 味覚および嗅覚障害
    • 脱毛
    • 集中力の低下
  • など多彩な心身の不調が続き、仕事や日常生活に重大な支障を来たしている方々が、
    たいへん増えています。
コロナ後遺症外来の受診対象となる方
  • 蒲田よしのクリニックでは、以下の条件の方をコロナ後遺症外来の受診対象者としております。
    • 成人および13歳以上の小児が対象
    • 一連の症状の発生後2か月以上が経過していること
    • 発熱や咳、咽頭痛など「風邪の急性症状」が概ね沈静化していること
    • レントゲンやCTなどの画像診断で、肺炎などの疾患が否定されていること
コロナ後遺症外来の診療内容
コロナ後遺症外来の診療する上で、ご了承いただきたいこと
    • 解熱剤や抗ウイルス剤など、風邪症状急性期の治療は行ないません。
    • PCRや抗原、抗体など、ウイルス感染症の検査は行ないません。
    • 胸部レントゲンやCT・MRI検査など、画像診断は行ないません。
    • 薬剤の使用は漢方薬を除き、最小限に留めております。
    • 一部の医療機関で取り組む上咽頭刺激処置(EATなど)は行ないません。
    • 治療の料金は一部を除き、自由診療(自費)扱いとなります。
    • コロナ後遺症の「治癒」を保証するものではありませんので、ご了承ください。
コロナ後遺症は「原因不明」とされていますが・・

原因は今のところ不明であり、ウイルスが全身の組織に炎症を発生させた影響という説、ウイルスに対する免疫反応が組織に障害を与えた影響という説、ウイルスが全身に微小血栓を生じさせた影響という説など様々な見方があり、結論が出ていません。
コロナ後遺症の治療に関しても、有効性が証明された治療法は未だ存在しません。

こうした中で、各地の医療機関では様々な試みが行われ始めておりますが、他の疾患を除外するための検査が中心であり、具体的な治療に関しては緒についたばかり、というのが現状です。

一方にわかに注目され始めているのが、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CSF)とコロナ後遺症との関連性です。同疾患は全身の痛みや強い倦怠感などに見舞われる原因不明の疾患で、以前にもインフルエンザやSARSなどに於ける特有の後遺症との関連性が議論され、様々な治療法が試みられてきました。

我が国でも学会によるME/CSFガイドラインが作成されており、治療効果の明確な証明までには至っていないものの、温熱療法や栄養療法、漢方薬などの治療法が「考慮してもよい。さらに科学的根拠の検討・集積が必要」と一定の評価を得ています。

コロナ関連の体調不良の多様性&栄養バランスとの関連性

「コロナにまつわる心身の不調」の実態は、驚くほど多彩です。
正真正銘のコロナ後遺症の他にも、PCR陽性ながら無症状の方の長引く体調不良、PCR陰性ながらコロナ後遺症を思わせる体調不良、などまさに十人十色です。
さらに風邪症状もなくPCR陽性でもないのに、コロナ蔓延に伴う社会不安を背景とした心身の不調が続いている方も多く、俗に「コロナうつ」「コロナ疲れ」などと呼ばれています。さらにワクチン接種の拡大に伴い、その慢性的な副反応症状に見舞われている方も少なくありません。

このような心身の不調や後遺症状に於いては、鉄や亜鉛など各種ミネラルの欠乏、それにビタミンB群など各種ビタミンの欠乏が、原因の一つとして関わっている事がたいへん多くなっています。 例えば倦怠感やウツ症状では鉄欠乏やビタミンB群欠乏、味覚や嗅覚の障害では亜鉛欠乏が、かなり高率に認められます。
このような栄養バランスの乱れは、実は通常の血液検査によって明瞭に判明する事が少なくありません。例えば鉄欠乏は血清フェリチン値、ビタミンB群欠乏および亜鉛欠乏は肝機能の項目によってかなりの程度、判定が可能なのです。

蒲田よしのクリニックでは、前述のようにME/CSFに於けるガイドラインに於いて、栄養療法および温熱療法が治療の一つとして容認されている事も根拠の一つとし、また心身の不調において高率に認められる栄養バランスの乱れを一つのターゲットとしながら、今一つ不明な点の多いコロナ後遺症に対し、果敢に治療的なアプローチを提供してまいります。